秋が見つめた情景
去りし後も色褪せず
されど我が目はあの日から
濁ったままで
濁ったままで
君が創る数多の物語
私は愛していた
詩はもう聞こえない
試された悪意と気付けずに
迎えた末路
正直者が淘汰される世界など…
己が信じた道程
真実は残酷で
だけど内面は意外にも
冷静でいられた
冷静でいられた
自分が創ったひとつの物語
君に褒められた
嗚呼…焦燥を隠して
試される真意に気付けずに
絶たれた帰路
卑怯者が生き残れる世界なんて
だけど俺が消えたら
全てが無に帰してしまう
斯くも愚かな僕が君の夢叶えたい
書き続けていつか“裁き”受けるまで
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